地産地消のススメ

地産地消が注目のわけ

地産地消とは、地域で育て野菜などの農産物をそこで暮らす人たちで消費することのことです。
イタリア発祥の”スローフード”や仏教の教えである”身土不二”など、似た概念が世界中に広がりつつあります。
地産地消は消費者・生産者・地域社会と、関わるすべてに嬉しい概念だと言われていて、さらに持続可能な社会の実現に欠かせないともされSDGs達成の目標にもなっています。
最近よく聞きますが、実際、地産地消は何がそんなにいいんでしょうか?

今回はそのメリットを4点紹介します💡

地産地消のいいところ

①サステナブル

食品の輸送による温室効果ガス排出量は全体の約6%を占めると言われます。
地産地消なら輸送工程が減るので、環境負荷を軽減します。
特に輸送による環境負荷が高く何かと話題に上がるのがアボカドです。
アボカドについてはこちらの投稿【健康か?環境か?現代を象徴する森のバター】をご覧ください🥑

②食材が新鮮

地域の生産者の野菜を新鮮な状態で購入できます。
普段なかなか意識しませんが通常の食材流通は複雑で時間もかかるため、野菜は熟す前の未熟な段階で収穫されているのが一般的です。
例えば椎茸完熟すると傘が広がり反り返りそうなほどですがそうなってから収穫していては流通過程で食べ頃が過ぎてしまうので、傘が下がっている未熟の状態で収穫します。
スーパーで並ぶ見慣れた椎茸は未熟状態なんです。

③安心感が得られる

生産者を知れることで信頼と安心感を得られます。
農家によっては畑を見せてくれるところもあるのでさらに安心できますよね。
有機野菜と謳っていても、巨大な高圧電線鉄塔の真下や化学製品工場のそばに畑があったりすると嫌ですよね。
実際けっこうあるので注意です⚠️

④生産者も地域社会も嬉しい

生産者にとっては直売所などで消費者とコミュニケーションがとれて、直接の声を聞く機会があるためそれを活動に活かせます。
また、地域内で経済が循環するため地域の活性化につながります。
地産地消は地域の特産品や伝統的な食文化、地域固有の食習慣や料理を守ってくれる役割もあります。

メリットばかりですね♪
みなさんは野菜を購入する時に”産地”は気にしていましたか?
値段はもちろん、栽培方法や有機かなどを確認する方は増えてきていますが
次はさらにもう一点”地元産”に注目したいですね🌱

地産地消のススメ” に対して1件のコメントがあります。

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