本当にエコ?電気自動車

実はエコじゃない、電気自動車の課題

電気自動車は”走行中に排気ガスが出ないためエコ”と認知されていますが、
実は現時点ではそこまで環境にいいとは言える状態ではありません
まだまだ課題があります。

次がその主な課題である4点です。

①電気自動車を製造するとき、二酸化炭素が排出する
電気自動車の製造には大量の電気を使います。
電気は火力発電で作られることが多いため、間接的に二酸化炭素を排出しているのです。

②走るための電気を充電するとき、二酸化炭素が排出します
電気を作るための火力発電では石炭や石油を燃やすため、特に大量の二酸化炭素が排出されています。

③電池の廃棄方法が整備されていない
車載されるリチウムイオン電池の材料であるコバルトやニッケル、マンガンには、土壌や水を汚染する材料が多く含有されています。
電池の寿命は約5年と早く、中国など電気自動車移行が早い国では、すでに電池の廃棄による環境汚染が始まっています。
ですがリサイクルの枠組みや技術もいまだに整っていないため、ほとんどが廃棄されるしかない状態です。

④電磁波による健康被害
乗車している人はもちろん、電気自動車を駆動させるためのエネルギーは周囲にも放出されるため、広範囲で電磁波が発生します。
電磁波は目に見えないためわかりづらいですが日常生活が困難になるほどの健康被害リスクもあります。 

なのになぜ注目されるのか?

なぜ注目されるのか?
その最大の理由は、世界主要国が揃ってガソリン車廃止の方針を進めているからです。
特に有名なのは欧州グリーンディール政策です。
2035年までに自動車の二酸化炭素排出量を100%削減すると決定されているので、実質的にガソリン車廃止が宣言されているようなもの。
エンジンで動く自動車は全て廃止なので、電気自動車に移行するしかなくなっているんです。

現状とこれから

要は簡単に言うと現在は
電気自動車は素晴らしい!
というより
ガソリン車はもうやめないと!となると、次はとりあえず電気自動車かなあ?
というような状態。

とはいっても電気自動車に整備しやすさや維持費乗り心地といった面でのメリットが多いのは事実。
環境課題が徐々に解決され名実ともにエコになることに期待したいですね♪

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