無添加食生活したいなら表示を信じすぎないで

なるべく無添加の食材を求めて、食品表示ラベルを細かくチェックされる方も多いと思います。
でも食品表示ラベルにも、使われている添加剤の全ては記載されていないのをご存知ですか?
実際に食品に使われているのに、ラベルには記載されない(合法的に、されなくてもいい)食品添加物があるんです。

次の3つがそうです。

・栄養強化剤類
→ビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類など食品の栄養を高めるもので、安全性は高いと言われています。

・加工助剤類
→食品製造時に使用される添加剤。
 最終的な食品には残らないか、残っても微量なもの。
 例えばタンパク質を分解する目的で塩酸や硫酸が使われますが、水酸化ナトリウムなどで中和されるため、残らないとされます。
 こうしたケースで使われる添加剤は加工を補助するもの=加工助剤と区別されます。

・キャリーオーバー類
→一つの食品を作るときに使用する調味料などが作られるときに使用される添加物は表記されません。
 例えば、お菓子を作るときに使われる材料に醤油があった場合、この醤油に添加物が使われていたとしても、お菓子の原材料ラベルには醤油としか書かれません。
 添加物は単体で原料として使われていない限り、表示はなしでも問題がないことになっているんです。
 だから例えば無添加食品と書かれていても、使用されている調味料や加工済み原料自体には、添加物が入っている可能性はあります。
 一番厄介なのは、このキャリーオーバーかもしれませんね。

でも現代で完全無添加生活って、難しいですよね…
調味料も全て自分で作って食材も自給自足して毎食自炊しない限り完全に無添加はできなさそう。
だから何事も柔軟に考えて。
少しでも添加物の少ない食品を選んで食べることを心がけるのがよさそうですね♪

少なくとも、外食と加工食品=添加物という認識を持っておきましょう!

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