牛乳神話、信じますか?

牛乳神話の始まりと今

1860年代にルイ・パスツールが乳の殺菌法を確立し、その後世界で牛乳の栄養価と健康への効果に関する学術的な研究が進められました。
そして、牛乳の方が人間の母乳より栄養価が高いことが判明したのです。
牛乳への関心は高まり、1900年代初頭には大々的に普及し始めました。
これにより、乳幼児への授乳に限らず牛乳が日常的に飲まれるようになりました。
これが、牛乳神話の始まりです。

やがて、牛乳はビジネスの対象となっていきます。
健康や栄養というよりビジネスのための牛乳が宣伝され始めました。
日本人が牛乳を日常的に飲み始めた理由を知っていますか?
それは、アメリカが日本に小麦を売るために、日本にそうすり込んだからです。
戦後アメリカは日本に小麦を売りたくて、それで日本人の主食をパンにさせるためパンに合う牛乳をセットで勧めたんです。
*ちなみに”牛乳を飲んだ”という史実は日本では西暦600年代からあるようです。

しかし近年になり事態は変わってきます。
これまで誰も疑わなかった“牛乳=体にいい”という神話が科学技術や健康医療技術の発展とともに崩れ始めています。
牛乳は丈夫な骨と体を作る”わけではない”ということが分かってきているんです。

知っておくべき牛乳の3つの新事実

ここで、最新の研究で注目される牛乳と乳製品のの3つの新事実を紹介します。

骨が弱くなる

牛乳は流通前に加熱処理することで酸性化します。
この酸性を体内で中和するために、骨や歯が溶けるんです。
歯や骨には主にカルシウムとリンの化合物が存在し、アルカリ性の構造を形成していますので、体内のph値を保つためにこれらの成分が溶け出す仕組みです。
結果、骨は脆くなり、骨粗鬆症になりやすくなるんです。

病気率が上がる

乳牛には成長効率のため大量の抗生剤、ホルモン剤を与えています。
制限内だとしても、これが摂取した人間の健康に絶対無害とは言えませんよね。
牛乳が世の中に普及されるようになってから、癌や糖尿病、アレルギーといった病気も増加しています…これを単なる偶然と言いますか?

消化不良・乳糖不耐症

流通前の加熱処理により、乳中の乳糖やタンパク質の分解酵素が活性低下します。
これにより乳糖やタンパク質を分解できず、体内で炎症反応が起き下痢などの症状が出ます。
乳製品に含まれる乳糖の分解酵素はラクターゼ、主要タンパク質(カゼイン)の分解酵素はカゼインアーゼです。
特に知っておくべきなのは、乳糖分解酵素のラクターゼの事実。
日本人の約8割が乳糖分解酵素のラクターゼが少ない体質と言われているんです。
乳糖に対する耐性が低いので乳製品を摂取すると体を壊しやすい”乳糖不耐症”という症状が出やすくなります。
乳製品を飲食した後、例えば下痢になる頻度が高い…これは乳糖不耐症の可能性大です。
まずこのことを知っていないと気づかない症状です。

牛乳ライフの見直しを!

考えてみれば不自然ですよね…
牛乳の栄養価って、人間に本当に合うのでしょうか?
だって、他動物の母乳を飲むのは人間だけ…
それに、そもそも牛乳は牛の子のためのもの…

牛乳に健康を期待するのはもうやめて。
乳製品は時々ご褒美で食事やスイーツを食べる程度にするのはどうですか♪

そして素敵な牛乳ライフを♪

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