パワーナップしてる??

パワーナップ=積極的仮眠

パワーナップはそのまま日本語に直訳するとパワーが力で、ナップが昼寝なので、“力の昼寝”といった感じになりますが、その効果や内容からは日本語では基本的に“積極的仮眠”と語られます。
積極的仮眠なんて不思議な名前ですが、なぜかと言えばパワーナップは日中するべき短時間の昼寝のことだからです。

アメリカ・コーネル大学の社会心理学者ジェームス・マースにより提唱されているんですが、12時から15時の間に15~30分の短時間の昼寝をすると、とにかく疲労が回復し集中力が上がるそうなんです。
それだけでなく他にもストレス軽減、記憶力向上、作業効率アップ、心臓疾患や認知症の予防など多様な効果があるとされ、その効果から今、ビジネスマンの間で注目されています。

効果の秘密はノンレム睡眠

では、パワーナップの何がそんなに効果を生むのでしょうか?
その鍵はノンレム睡眠です。

まず睡眠の基礎情報ですが、睡眠中はレム睡眠とノンレム睡眠という2種類の状態が大体90分定期で繰り返しています

レム睡眠は、体が眠っている一方脳だけは働いているという状態で、浅い睡眠とよく例えられます。
このとき、脳内では記憶の整理や定着が行われているとされます。
ちなみに、レムはREM=Rapid Eye Movementの略で、急速眼球運動を意味します。
レム睡眠中は目が動いていることからそう呼ばれます。

対してノンレム睡眠は、脳も体も休んでいる状態で、深い睡眠と例えられます。
体の疲労回復のために特に重要だとされます。
ノンレムは急速眼球運動のREMがない(NON)状態であることからNON-REMと呼ばれます。

このうち、入眠してまず先にくるのがノンレム睡眠💤
そしてノンレム睡眠でも入眠後20分ほど時に、特に脳内の疲労がクリアになる時間帯になるそうです。
つまり睡眠開始のこの20分で、脳はすっきりになるということ💡

うまく取り入れて、いい午後を過ごそう

パワーナップは睡眠時の条件のハードルも低いのが嬉しい点。
ベッドじゃなくても、基本的に寝やすい姿勢で寝やすい環境であればいいそうです。

気をつけるとすれば、30分以上寝てしまうと脳が起きづらい状態に入ってしまう点。
あくまでも15〜30分の短期睡眠を心がけることで、寝すぎは注意です⚠️

現代人は情報摂取量が多く脳も疲労しやすいですから、短時間でも回復ができれば違ってきますよね😄
お昼を食べたらパワーナップして、効率よく生産性を高めましょう♪

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