プラス思考でも気をつけたいこと

ポジティブか?リフレーミングか?

楽しみにしていた旅行が中止になってしまった…
こんなとき次の2択なら、どちらのように思いますか?

①こんなこともある。次の計画を立てよう。

②おかげで時間ができた。家の掃除でもしよう。

①ポジティブ思考

①のように考える人はポジティブ思考派です。
ポジティブ思考というのは、物事のネガティブな面に蓋をして、あえて視点から外すことでポジティブに考えようとすること。

この場合、中止になった旅行のことはその場からなくして、次のことを考えることで前向きにしようとしていますよね。

②リフレーミング思考

②のように考える人はリフレーミング思考派です。
リフレーミングとは、物事の捉え方を変えて、新たな視点を見つけることで”ネガティブをポジティブに変換する”こと。
Re=再び、framing=枠を作るという意味です。
基の考えには、物事のイメージを伝え方や表現で転換するフレーミング効果があります。

この場合、中止になった旅行で空いた時間を別のことにプラスに活用することで現実的に前向きになっていますよね。

▶︎フレーミング効果については、こちらの記事【フレーミング効果とコップ半分の水でわかる人間性】をご覧ください

ポジティブ思考だからって必ずいいわけではない

どちらもプラスに処理できてて良いですが、ポジティブ思考には注意もあります⚠️

それは、ポジティブ思考の場合は、意外と無理してポジティブになろうとしていることがあるところ。
ネガティブな部分を心から受け入れているわけではないので、あまり無理やりポジティブになろうとしすぎると反動がくる可能性があります。
とくに現代人は“無理なポジティブ思考”で“ポジティブにならなきゃ!”と思うあまり、自分を苦しめている人も多いように思います。
心に健全なのは、まずはネガティブを受け入れること。
そしてネガティブでもポジティブに変換できるようになり、柔軟に現実を受け入れられるリフレーミング的な発想と言えるかもしれませんね。

さて、人生には必ずネガティブなこともあります。
あなたはどちらのように考えますか??

▶︎ネガティブも受け入れるための“自己肯定感”の理解についてはこちらの記事【自分を信じて愛してる??】をご覧ください

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