自分を愛して信じてる??

現代人には自己愛が足りない

質問です。
恋人や配偶者や肉親以外であなたがこの世で愛する人を3人、パッと思い浮かべてください。
3…2…1…はい。

どうですか？その3人は誰でしたか？

ではさらに質問です。

その3人の中に、自分はいましたか？

と言っても、そこに自分を入れていないという人の方が多いと思います。
でも、自分を愛している3人のうちに入れたっていいわけですよね。
まさか自分を入れるなんてことを思いもしなかったなんて人がいたら、自己愛が足りていないのかもしれません。

ところで自己愛とは？
どんな状態でも自分のことを好きでいること、いられるなることです。
どんなに大切な人を守る気持ちがあっても、まずは自分のことを忘れてはいけませんよね
自分が健康でなければ他人のことなんて守れませんから。
まずは自分です。
大人になると忘れてしまう自分の大切さ、ゆったり見つめ直してみてはどうでしょう😁

自己肯定感とは

まずは自己肯定感を知ろう

自己肯定感とは、過去や現在の自分の”ありのまま”を積極的に評価できる感情のこと。
例え自分がネガティブな気持ちを抱えている（いた）としても、そんな状態ごと自分を肯定できる気持ちのことです。
英語では”SELF AFFIRMATION”ですので、日本語でもアファーメーションと呼ぶことがあります。

人間関係など社交生活で悩みの多い現代人が今持つべきなのが、この自己肯定感だと言われています。
なぜならこの自己肯定感を高めると、精神が健康になるからです。

自己肯定感を高めるには

では自己肯定感を高めるためにはどうすればいいのでしょうか？

まずは、自分を受け入れることです。
完璧である必要はなく、とにかく過去のネガティブな自分も含めて改めて自分を理解し、あるがままを受け入れることが大切です。

仮に自分が過去に大きな失敗をしたことがありそれが心に引っかかってしまっているとします。
でも、失敗は成長の機会です。
その失敗を否定せずに、その経験から学び、次に活かすことが大切です。
過去の失敗が未来の成功に繋がることもあります。

そして、自分が成功した経験や得意なことを振り返ってみます。
自分の強みに意識を向け、ポジティブな自己評価を行うことができます。

他人と自分を比較しない

でもここで注意したいのは、他人との比較⚠️
他人と比較することは、自分に集中できていないことでもあり、自己肯定感を低下させる原因となってしまうので避けましょう！
自分は自分、他人は他人です。

自分のペースで成長し、他人とは異なる独自の価値を理解することが重要です。
自分に対してポジティブな言葉は使っていますか？
自分に対して否定的な言葉を使うと、それが自己肯定感の低下につながることがあります。ポジティブな言葉遣いや肯定的な言葉を積極的に使いましょう。

自己効力感とは

自分を信じる力を知ろう

一方似た考えに”自己効力感”があります。
こちらは目標を達成するために必要な能力を自分が備えていることを認識すること、です。
米スタンフォード大学の心理学者アルバート・バンデューラ氏が提唱した認知能力のことです。
英語では“SELF EFFICACY”で、日本語でもシンプルにエフィカシーと呼ぶこともあります。

この力は、困難や逆境などネガティブな状況下でも自分ならできる・きっとうまくいく、と思えることができる力。
つまり自分が自分を信じる力とも言えます。
自己可能感と呼ばれることもあり、自尊心と同等と考えられることもあります。
ここ最近、アスリートのメンタルトレーニングにも積極的に取り入れられたり、医療現場でも患者のリハビリや看護側のケア方法にも活用され注目されています。

当然、この想いが強いほど、目標達成に有利に働きます。

自己効力感を高めるには

でも、自己効力感は無理やり上げなきゃ！と頑張って高めるものではありません。
あることを意識するだけで、自然に高まってくるものなんです。

それは、小さな成功体験の積み重ねです。
実現できそうな低めのハードルをあえて準備し、それをクリアして自信をつけていくことで高まります。
例えばマラソンならいきなりフルマラソンの完走を目指さず、3km から始め5km、10km…と距離を少しずつ伸ばしていくやり方です。
“少しずつできるようになる自分”に自信が持てるようになるんですね♪

まとめ

自己肯定感

良くも悪くも、過去や現在の自分を積極的に評価できる感覚。
完璧でなくても受け入れ、失敗を成長の機会と捉える。
成功や得意なことを振り返り自分に自信をつけていく。
ポジティブな言葉を使い、否定的な言葉を避けたいですね👍

自己効力感

目標達成に必要な能力を認識し、自分ができると信じる感覚。
この想いが強いほど、目標達成が有利に働く。
実現できそうな目標を一つずつクリアし、成功体験を積み重ねることで自然に高められる。

いかがでしたか？

自己肯定感も自己効力感も、今日やって明日すぐには効果は発揮されません。
まずは自分としっかり向き合ってから、焦らずコツコツと取り組みましょう！