塩と健康

塩分=体に悪いの誤認識

アメリカの研究者たちが1950年代に行った日本での調査で、塩分の摂りすぎは高血圧になると結果づけられてから、全国的に“減塩=いい”という思想が広がりました。
ところが最近の研究で、塩分を控えると健康になるどころか逆に不健康リスクがあることが明らかになってきています。
血中ナトリウム量が減ると腎臓からレニンという血圧を上げる酵素が多量に分泌されるため、塩分を控えたとしても高血圧にはなります
塩分の摂りすぎで高血圧になることも事実としてありますが、必ずしも塩分過多だけが原因で高血圧になるというわけではありません。
覚えておくべき重要なことです。

加えて、塩分摂取量が少ないと高血圧を招くだけでなく、ミネラルが不足します。
ミネラルは酵素を補うため、不足すると代謝に悪く様々な不調が現れます。
例えば以下です。
カルシウム不足→骨粗鬆症、骨格などの発育不良のリスク。
亜鉛→免疫機能低下、食欲不振のリスク。
マグネシウム→不整脈、心疾患のリスク。
鉄→貧血のリスク。

大事なのは塩抜き・天然塩

つまり塩は十分に摂るべきで、肝心なのは”塩抜き”なのです。
摂取して体内で活用した塩分は、最終的に汗や尿で体外へ排出することが大事です。
食べて、その後ちゃんと適度な運動が人間には必要なんですね。
なお、WHOの食塩摂取量は成人あたり1日5g以下と言われますが、この数字はかなり非現実的です。
味噌汁1杯に塩分約2g、漬物たくあん4切れで2gです。

さて、塩を摂るのは重要だというのがわかったら、早速塩を手に入れましょう。
ここであなたが選ぶべきなのは、迷いなく天然塩です。
精製塩(食卓塩とも呼ぶ)は塩化ナトリウムが成分のほとんどであるため、活性酸素が発生し病気リスクが高まるので注意です⚠️
現に精製塩は、塩化ナトリウム/NaCl99%以上と表示されています。
塩化ナトリウムしかないようなものです。

一方であなたが選ぶべきである自然の天然塩は、塩化ナトリウムの他、カリウムなど約100種のミネラルからできています。
体の組成に近いため、負担も低いんです。

まとめとして、次を覚えてください。
塩は代謝促進体温調節、解毒作用があり体に欠かせない存在。
自然の天然塩を取り入れ、運動でしっかり排出すること。
そして、健康な塩ライフを送りましょう🌱

ミネラルについては過去の投稿・“ミネラルみなぎるカラダ欲しくない?“の投稿をご覧ください🌱

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