海藻離れの現代人。不老長寿のはずなのに…

海藻伝説

今から2,200年前、秦の始皇帝が探し求めた”不老長寿の薬”ってなんのことか知っていますか?
これは伝説ですが、当時始皇帝は”東の国に不老長寿の薬あり!”と言って、家来に命じ日本の和歌山県あたりの海を探させていたとか。
ついでに超有名な日本昔話・かぐや姫にもこれを探す話が描かれています。

この不老長寿の薬とは…昆布のことです。
このことからわかるように、昔の人ってみんな昆布をはじめ海藻が健康によいということを知っていて、こぞって欲しがっていました

ところが現代では、海藻離れが進んでいます。
海藻の消費量は毎年減少中
日本だけではありません。
世界的にもみんな海藻を食べなくなっているんです。
健康にいいと言われるのになぜでしょうか?
現代人の海藻離れの理由を3つ紹介します👉 

①食生活の変化
洋食文化の影響や加工食品の普及により海藻の需要が減少しています。
伝統的な和食も、新しい調理法や食材の登場で徐々に素材が置き換えられている状況です。

②環境問題
ほとんどの海藻は自然の海で育つため、環境の影響は大きく受けます。
海が汚れるほど食べれる海藻の量は減り価格が上がる悪循環になります。
海藻のために限りませんが、海洋汚染を改善しなきゃですね🏴‍☠️ 

③働き手不足
日本の海藻職人は慢性的な人手不足状態です。
楽ではない労働条件でもあり、人材の新陳代謝がなく高齢化、後継者不足
不老長寿と真逆の状況が皮肉で寂しいですよね…

海藻の存在自体を不老長寿に!

こんな今だからこそ、改めて海藻のメリットを知っておきましょう!
・栄養価が高い:ミネラルやビタミン、食物繊維、タンパク質、ヨウ素等が豊富です。
・抗酸化作用:抗酸化物質は細胞の酸化を軽減し体内の炎症や慢性疾患を予防します。
・腸内環境改善:腸内の善玉菌の成長促進 &消化器系や免疫機能の健康を維持します。

特に日本文化を象徴する出汁に欠かせない昆布やサラダや煮物に幅広く使えるワカメ、ひじき…
健康のため!日本のため!たくさん食べましょう♪
海藻の存在自体を不老長寿に!

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