カエル化現象
現代人の複雑な感情を代表する言葉
ずっと好きだった異性が振り向いてくれた途端、気持ち悪いと感じて冷めてしまう現象のことを“カエル化現象”と呼びます。
片思いが両思いになると相手のことが嫌いになることですが、肝心なのは、興味がなくなるだけでなく生理的な嫌悪感も感じてしまうところ。
現代の最近10〜20代の、特に現代の特に女性の間でこう呼ばれています。
現代人の複雑な感情を物語る現象ですよね。
この心理現象は深くは解明されていませんが、当事者の自己肯定感の低さが影響しているとも言われています。
というのも、自己肯定感が低い人は、自己肯定感が低いがゆえに好きな人への憧れ感が強くなります。
だから、そんな憧れの人が自分のことを好きになった場合、“え?この人こんな自分のことを好きになってしまうの?もしかしてセンス悪い?”と、気持ちが引いてしまうとか…
憧れが強すぎると、それが実はそんなに大したものじゃないとわかったとき、“裏切り”にすら感じてしまう…そんな感じだと考えられています。
▶︎自己肯定感についてはこちらの記事【自分を信じて愛してる??】をご覧ください
カエルの王子様??
ちなみに“カエル化”というネーミングはグリム童話の”カエルの王子様”が由来だそうです。
あるところにお姫様とカエルがいて、お姫様は醜いカエルが嫌いだったのに、カエルが王子様になった瞬間その王子様のことが好きになる、というかなり性格の悪い話です😂
カエルの王子様の話は嫌いなものを好きになる話ですが、この逆の意味を捉えて蛙化現象と呼ぶようです。
最近の流行語?という感じのようではありますが面白い言葉ですよね。
現代人の心理って、複雑です。