情報中毒…じわじわ怖い現代病

この記事に書いてあること

情報中毒の危険性

現代人が1日に見聞きする情報量は1000年前の人の一生分、200年前の人の一年分と同じ言われています。
*経済や世間のニュースだけでなく世間話レベルのSNS発信も含みます。

でもその情報の全てが重要というわけではありません。
むしろ、ほとんどは特に意味のないものだったりします。
わかっているのに。SNSで他人の人生を知ることなんてメリットほとんどないのに、見ちゃいますよね。
多すぎる情報量のせいで脳の処理が追いつかず、心と体のバランスが崩れたりストレスを抱え込んでしまう人もいます。
情報量が多すぎて、どれが大事でどれが無意味か、脳が判別できない状況になっています。
そして、価値がなくても単に見ていて楽しい、面白いと思うものを無意識に選ぶようになってしまいます。

人間が必要以上に情報を求めてしまうのは、情報を見聞きすることで脳内に快感を感じさせる神経伝達物質ドーパミンが分泌されるからです。
これは中毒性のあるもの。
意志に反して次から次へと情報を求め過ぎてしまうような状態は”情報中毒=INFOXICATION (情報=informationと中毒=intoxicationを合わせた造語)”と呼ばれます。

あなたは朝起きて、真っ先にスマホを手に取っていますか?
もし該当すればあなたはスマホを通じて手に入れられる情報を無意識に求めています。
つまり情報中毒者もしくはその手前です。

普段からスマホが着信で振動した気がしたり、着信音が鳴った気がしたりして、やたらとスマホを確認してしまいますか?
これはもし該当すればあなたは幻想振動症候群(PHANTOM BEEP SYNDROM)の症状持ちです。

情報を捨てよう

覚えておきましょう。
現代の情報の扱い方で大切なのは、どれを取るかではなく、どれを捨てるか、です。
人間は聞いたこと見たことの全てを記憶することはできません。
潔く取捨選択(圧倒的に捨メイン)しなくては脳が持ちません。
“脳はスーパーコンピューター”と例えられることがありますが、人工物や機械でもなければ、なんてことはない単なる自分の一部です。
だからあまり脳に無理も期待もしすぎないで。
こまめにデジタルデトックスと何も考えない時間を作ってメンテナンスをしましょう♪

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