珈琲哲学

コーヒーを飲むまでは笑わない
コーヒーを飲むまでは笑わない…
この言葉は往年のハリウッドスター、クラーク・ゲーブルの名言です。
【ドーナツはコーヒーに丸ごと浸けて食べるのが正しい食べ方だ】と言った男です。
と言っても、彼が愛したのはコーヒーの方で、ドーナツはたまたまセットで挙げただけ。
いまいちな味のドーナツでもコーヒーに浸ければ美味しくなるよ、と言ったところでしょうか
それにしても、コーヒーは世界中で時代や人種を問わず愛されていますよね
偉人たちの中にはコーヒーにまつわる名言を残している人もいてそういう言葉やコーヒーに対するこだわりについては、多くの人が“分かるなあ”と思ってしまうのではないでしょうか
そしてそんな秀逸な名言をここでは【珈琲哲学(コーヒーテツガク)】と呼びたいと思います
それはもう、読んで字の如く、コーヒーを愛する人々のコーヒーへのこだわりや愛情はもはや、哲学レベルだからです
ということで、インスピレーションの沸く珈琲哲学を紹介します
これが、ほんとに面白いんですよね〜
秀逸な“珈琲哲学”
どんなまずいコーヒーでもないよりはマシ
Even bad coffee is better than no coffee at all.デヴィッド・リンチ
コーヒーをこよなく愛する至極の表現ですね!!
人生とはコーヒーのようなもの。濃くなればなるほど元気になる
Life is like coffee, the darker it gets, the more it energizes.アンキタ・シングハル
人生を重ねる表現が秀逸です
コーヒーがあるかぎり、物事が悪くなるはずない
As long as there was coffee in the world, how bad could things be?カサンドラ・クレア(小説:City of Ashes)
ポジティブですよねえ
今欲しいのは褒め言葉よりコーヒーだ
I’d rather take coffee than compliments just now.ルイーサ・メイ・オルコット(小説:Little Women)
僕なら褒めてもらいたいけどなあ
私がコーヒーを好むのは、私は目が覚めているという幻想をくれるからだ
I like coffee because it gives me the illusion that I might be awake.ルイス・ブラック
ちょっと難しいので、これを理解するのにコーヒーが一杯必要かも…
コーヒーは言語だ
Coffee is a language itself.ジャッキー・チェン
ジャッキー・チェンもコーヒーがそんなに好きだったのか…
コーヒーを飲まないヤツを信用するな
Never trust anyone who doesn’t drink coffee.AJ・リー
社会的成功者の中には超健康志向でカフェインを完全に避けるためコーヒーを飲まない人も多いようですが…
そう想う気持ちはとてもわかります
まだまだあります
身体的な必要性からコーヒーを求めている人が、どう見ても楽しみのために並んでいる人の後ろで待たなくてはならないなんて、私に言わせて貰えば非人道的な行いだ
It is inhumane, in my opinion, to force people who have a genuine medical need for coffee to wait in line behind people who apparently view it as some kind of recreational activity.デイヴ・バリー
この自己中感というか、自分の都合で物事を考える感じも、このレベルの表現ができるなら許されますね
歴史学者がなんと言おうとB.C.はBefore Coffee(コーヒー前)という意味だ
No matter what historians claimed, BC really stood for Before Coffee.チェリス・シンクレア(小説:Master of the Mountain)
個人的に一番好きなのはこれ
わけがわからないからこそいい
(BCは本当は”Before Christ”で西暦紀元前の意味)
明日はコーヒーがない、と思って今日を生きろ
Live life today like there is no coffee tomorrow.マイク・ヴァイキング (書籍:The Little Book of Hygge)
有名な名言を模したあれです!
意味が成り立っていそうでいまいち成り立っていないのではないか?? と思わせられる文章…
でもなんだか勢いは伝わりますね
コーヒーを飲むまでは笑わない
I never laugh until I’ve had my coffee.クラーク・ゲーブル
冒頭にも挙げた名言です。
自分への厳しいルールを課していたのですね
まずコーヒー。考えるのはその次。
Coffee first. Schemes later.リーナ・レニー・ハイバー
とりあえず面白い
もし私が女性だったら、香水としてコーヒーを身にまとうだろう。
I think if I were a woman I’d wear coffee as a perfume.ジョン・ヴァン・ドルーテン
現代なら男性でも普通に香水をつけますから、彼が今生きていたらきっとコーヒーをかけていたのでしょうね
冒険のある人生は素晴らしい。でもコーヒーの安定感はもっと素晴らしい
Adventure in life is good; consistency in coffee even better.ジャスティナ・チェン(小説:North of Beautiful)
冒険の先で飲むコーヒーが最高ということになりますね
そして最後に…
どんなに忙してくても片手はコーヒーのために空けておくべきだ…
We have to keep one hand available for a cup of coffee no matter how busy we are.
コーヒーを楽しむときの注意
ちなみにコーヒーとの付き合い方に関してはよくカフェインがよく問題視されますが、それ以上にそもそもの豆の汚れについても問題があることがわかってきています。
▶︎コーヒー豆の汚れについてはこちらの記事【コーヒーの汚豆(おまめ)】をご覧ください。
香りを楽しむだけでもいいし、心の栄養と割り切って飲むのもいいですね
さてさて、みなさんにも珈琲哲学、ありますか??