水の力

人は水でできている

人間は食べ物がなくても水があれば20日間程度は生きることができますが、水が一切飲めないとせいぜい3〜4日で生きられなくなってしまいます。

体内の水分が1%でもなくなれば、人間は喉の乾きを感じるといいます。
2%失われると、めまいや吐き気の症状が現れ、様々な運動機能が低下します。
4〜6%損失すれば、いよいよ脱水症状になります。
脱水症状になると、汗が出なくなり体温調節ができなくなります。
また、尿も出なくなり老廃物が体内に溜まるので、血液の流れが滞り機能障害が起き始めます。
そして10〜20%不足となればそれはもう生命を維持できないレベルです。

体内の水分の割合は新生児で約80%、幼児で約70%、成人で約60〜50%、65歳以上で約50%で、年齢とともに減る傾向ですが、概ね60%です。
体外へ出ていく水分量を正確に把握するのは難しいですが、水分量のバランスをうまく保っておくことでさまざまなメリットがあります
・排泄が適切に行われることで老廃物が排出されるので、血液がサラサラになる。
・肌の細胞に栄養素が行き届くことで新陳代謝され、表面の肌ツヤがよくなる
・常温の水を飲めば体が温まり、代謝がアップして痩せ体質になる。

さらに脳単体の水分量で言えば、その割合は成人で80%にまで上がります。
つまり、脳にとっても水分補給はとても重要。
水を飲んでから行う知的作業は、飲まずに行った時よりも遂行効率・記憶力・集中力などが向上すると世界中で発表されています。

ただ生きるための水ではなく、より人生を豊かにするための水でもあるんですね♪

ではどのくらいの水を摂取すればいいか?

1日にどのくらいの水分を摂取すればいいか?
実はこれには正確な基準がありません
日本では一般的に1日2リットルと言われているかと思いますが、2.5Lとか体重1kg当たり30〜40gといった説もあります。近い未来、栄養素のような食事摂取基準が設定されるのかもしれませんが、今はまだ、自分で考え適切量飲むのがいいとしか言えない状況です。
その日の体調や活動量にもよりますがそこは体の声も聞きつつ。
飲む水はこまめにコップ1杯を1日に数回に分けて、食べ物などからも概ね合計2〜2.5Lくらいの摂取量となるように調節してみるといいですね♪

皆さんも意識して、水を飲みましょう♪

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