アハモーメント、出てる?
1日に2回のゴールデンタイム
誰にでも大抵1日に2回、創造性や想像力が最大限に働き、理想を思い描くとそれに向けた道筋が立ちやすいという、“願い事が叶えるためのゴールデンタイム”があるそうです。
それは次の時間です。
①朝起きてすぐ
②夜眠る直前
どちらも共通してほんの数分間しかない、繊細な時間です。
3つの脳波
でもどうしてこれがゴールデンタイムと呼ばれるのか?
その理由は脳波にあります。
そもそも人間の脳波には次の3つがあります。
・アルファ波(α波)
・ベータ波(β波)
・シータ波(θ波)
それぞれ次のような特徴があります。
アルファ波(α波)
アルファ波が出やすいときというのを一言で言うと、リラックスしているとき。
例えば寝る前やシャワーを浴びたりお風呂に浸かってたりしているとき、などです。
ベータ波(β波)
ベータ波は逆に忙しい波動で、ストレスを感じるときに出る脳波。
察しがつくと思いますが、現代人は基本的にベータ波の中で生活しています。
この波の幅が特に大きい、高ベータ波(High-β)の人も多いそうです。
やるべきことがありすぎて、頭がごちゃごちゃで何にも描けない…こんな人は、紛れもなく高β波です。
シータ波(θ波)
そしてシータ波ですが、これはいわゆる夢と現実の狭間の“夢現(ゆめうつつ)”の状態のときに出る脳波です。
つまり“朝起きてすぐ”と“夜寝る前”のような時間帯に出る脳波のことです。
そう。
このシータ波が出る状態こそが、冒頭に挙げたゴールデンタイムと呼べるわけです。
シータ波が重要な2つの理由
でもなぜこの“夢現”のとき、つまりシータ波が出る状態がそんなに重要なのか?
そこには2つの理由があります。
ひらめきが起こりやすい
まずシータ波が重要な時間である1つ目の理由は、“ひらめき”です。
θ波になっているときは、創造性が高まり記憶力が冴えるなど、ひらめきが起こりやすいと言われるからです。
気分がいいだけでなくその日1日の生産性にも影響します。
ちなみにひらめきの瞬間を“アハモーメント”と呼びますが、これは何かがひらめいたとき思わず“アハ!”と言ってしまうことから取られています。
ひらめきがありピンとくる瞬間、このアハモーメントが出たときって爽快な気分になりますよね!
自己暗示をかけやすい
次の理由こそが、“願い事が叶いやすいゴールデンタイム”にふさわしいかもしれません。
それはこの時間帯が“夢現”であることからも想像しやすいかと思いますが、シータ波が出ている状態というのは催眠術に最もかかりやすい状態でもある、というのが肝心です。
だからこのとき、人生が好転するような想像をして自分に暗示をさせてあげるといい、ということでもあるんです。
それにより脳が理想実現に向けた道筋を無意識中に立て、行動を開始してくれるというわけです。
やってはいけない厳禁行動
リラックスのアルファ波やひらめきのシータ波は大事にするべきです。
ですが、現代ではそれもなかなか難しく。
実はあることをするだけで瞬時に忙しいシータ波に脳波が切り替わってしまいます。
それは何かというと?
スマホをいじることです。
スマホをいじると脳波は一気にβ波に入ってしまい、生産性は急落します。
とにかく朝の目覚めや寝る直前までスマホをいじる、と言った行為は厳禁です⚠️
そして1日に5分でもいいから、マインドフルネスなどを取り入れて、アルファ波やシータ波が出る状態を作ってみましょう。
そしたらあなたは、もっともっとポジティブな人生を送れるかもしれません♪
▶︎マインドフルネスについては、こちらの記事【止まらない心の休め方】をご覧ください