フレーミング思考と“コップ半分の水”でわかる人間性

フレーミングとコップの水

フレーミング効果とは、ある物事の伝え方や表現を変えるとその物事の印象自体が変わる効果のこと。
その代表的な例えとして使われるのが、“コップ半分の水”
コップに半分入った水を、水が“半分しかない”と捉えるか“半分もある”と捉えるかで、印象が変わりますよね。
こういった心理効果がフレーミング効果です。

転じれば、物事を多角的に捉える発想ができることは“フレミーング思考”だとも言えます。

ではこのフレーミング思考で“コップ半分の水”と聞いたとき、どのような状態を想像するか?
もしかするとその発想力で、みなさんの人間性まで分かってくるかもしれません。
まずはどんなイメージができるか、見ていきましょう!
(半分以上は遊び感覚でご覧ください😄)

コップ半分の水でわかる(かもしれない)人間性

水が半分ある または 水は半分ない

もっとも典型的なのが、これですよね。
コップに水が半分あることに注目するのは楽観的で、コップの水が半分ないことに注目するのが悲観的です。
物質的な豊かさの話になりますが、水が半分でもあるとポジティブに思うか、半分しかないかとネガティブに思うかという人間性です。

このコップには水が半分確かに入っている

物事の事実を確認する、現実的な人の特徴です。

これは本当に水か?

コップに半分の水…と言っているのにそれを信じず疑う人は、基本的になんでもまずは疑うことから始める人です。
この考えは、懐疑的な人の特徴です。

グラスのうち半分は液体で、半分は空気だ

水が半分、ということにフォーカスするのみでなく、凡人には何もないとしか思えない空気の部分にまで思考が向く人は、典型的な物理的な人と言えます。

水は半分あると同時に半分ない

何事も物事を一方向でなく両方から見る癖を持つ人は、中立的な考え方の人です。
争いを好まず公平なものの考え方をするので、平和的な人とも言えるかもしれません。

コップを片面から見れば何も入っていないが、もう一面から見れば水が入っている

世の中の当たり前や道徳的なすべての先入見から離れた、超現実的な思考の持ち主です。
一般的にこうした思考をシュールレアリズムと言いますが、もとはフランス語の“シュール”という言葉で、日常生活で目にすることのない並外れた様子のことを意味する表現です。

重力に逆らい、コップの上部に水があり、下部は空白かもしれない

こうした通常ではありえない発想は、非現実的な思考がないとできません。
ここまでくると、もはや天才なのかもしれません。

水というよりH2O

普通に水と呼べばいいのにわざわざ化学式で言ってしまうのは、科学的な人です。
こういう人たちの目からはどのような世界で見えているのでしょうか。

絵の具のついた筆をついつい入れてしまった

油絵の描き途中でしょうか。
どう考えても芸術的な感性の持ち主です。

コップは一つじゃない。みんなで水を飲んでいるんだ

そうです。
自分一人で水を飲んでいるんじゃないんです。
みんなと飲んでいて、みんなもそれぞれコップに半分水が残っている状態です。
社交的なんですね。

あと半分飲んだらおかわりだ

これを飲み干したら、もう一杯頼めばいい。
単なる水でこう思う人はいないかもしれませんが、命の水であるお酒を飲む人はよくこう思うのではないでしょうか。
永遠になくならない命の水。
こう思える人はスーパーポジティブ、超楽観的と言えますね。
あるいは単なるお酒好きかも…

環境や気持ちで、物事の見方も変わる

いかがでしたか?
もちろん、事実をそのまま捉える人も、環境や気持ちで物事の見方は変わりますよね。
そのときどんな発想が出るか、フレーミング思考で自分自身の状況を理解するのもいいかもしれません♪

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