世界で最も凶暴な動物は??

年間725,000人もの人間を殺す動物…

ある動物は、動物の中でも2番目に多くの人間を殺していますなんと年間725,000人もがこの動物に殺されていると言われています。さらに人間以外にも、数えきれないほどの他の動物の命を奪っています

またこの動物は必要以上の食糧を蓄える傾向があり、生態系を破壊しているとも指摘されています。さらに自分の欲求を満たすことを優先し、常に群れの中で目立つ存在になろうと固執するため、仲間同士でも頻繁に争いを起こしています

とても問題のある動物です。さて、この動物は何かお分かりになりますか??

答えは、人間です。

人間はコウモリを怖がるけれど…

ちなみに最もたくさん人間を殺している動物はだそうです。でも、人間がその何倍の蚊を殺しているかは不明です。

ところで蚊は血を吸いますが、同じように血を吸い人間から恐れられている動物といえばコウモリですよね
その中に南米に生息する小型の吸血性のチスイコウモリという種類がいます。吸血と聞くと人間は恐れ上がりますが、このチスイコウモリは別に人間を怖がらせようとしているはずはなく、実際には助け合いの精神のもと生きているとても仲間想いの動物だそうです。というのも二日間食事ができないと死んでしまうため、空腹の仲間がいたら、自分が飲んだ血を吐き戻して分け与えてあげるんです。みんなを助けていれば自分が危機の時にも助けてもらえるということが本能的にわかっているので、自然に助け合いの習性が備わっているんです。

食物連鎖を乱さず自分たちが生きる分ための目的以外で、他の動物を攻撃はしません。彼らにとっては動物の血液が唯一の食料なだけなんです。

人間はサメも怖がるけれど…

同じように、人間が怖いと恐れる動物にサメがいます。サメといえば海洋生体系最恐(最強)と呼ばれることもあります。
もしかしたらこれを読んでくださっている方の中にも、無意識にサメは怖い、というイメージを持っている方がいるのではないでしょうか? 海で泳いでいるときふと、サメが襲ってきたらどうしようと思って怖くなる…そう言う感覚がある方もいるかと思います。

では、サメに襲われて亡くなる人間の数は年間何人くらいかご存知でしょうか?

年に平均4名です
*参考:フロリダ自然博物館のサメ研究機関 “International Shark Attack FIle: https://www.floridamuseum.ufl.edu/shark-attacks/” 
しかも、そのうち半数は、人間側からサメを挑発して起こる事故による犠牲者です。
一方、人間は年間にサメを数千万匹漁獲して殺していると言われています。自分たちの食欲のためにフカヒレやキャビアが欲しいからです。

サメは生息数が少なく繁殖力も低く、体が傷ついた後回復するのにも時間がとてもかかる生物です。だから怖い見た目になることで、危険なものが自分に寄ってこないように進化したのかもしれませんね。一撃必殺で獲物を仕留められるよう瞬発力が高くなったのも、生存率を上げるためかもしれません。

サメに襲われたことがあるわけでもないのにもしもイメージだけで怖いと思ってしまっている人がいるとすればそれは、映画やニュースの影響かもしれません。

この地球は誰のもの??

人間はコウモリは不潔だサメは恐ろしい言いますが、果たしてこれは正しい認識でしょうか?人間こそ、動物から学ぶべきことが多いような気もします。

こんな話があります。

天から地上を見下ろしていた神様が、世界の荒れ具合を見てうんざりしていました。
そしてついに地上に降り立ち、こう言いました。

”みんなよく聞いてくれ。世界は混乱しずぎている。だから一つだけどれか種族を消そうと思うんだ。
どれにするかは君たちに任せて多数決にするから、明日までに話し合っておくれ。
また明日ここに来るから。それまでに。”

そして天に戻っていきました。

これを聞いた各国の首脳は、緊急で議論を始めました。
肌の色か性別か年齢か、あるいは地域か職業か…消えるなら誰だ?

そこで出した答えは”このままでいい”ということでした。

そして次の日神様がまた降り立ち、首脳陣がその答えを伝えようとしたとき、神様は微笑み頷いて人類を消しました

つまり神様が話しかけたのは地球上に住む全ての生き物に対してで、人間以外の生き物はみんな”人間を消してくれ”と願ったのでしょう。

人間だけの地球じゃなくて、動物や植物にとっても大事な家。
言うまでもなく人間がいなければ地球へのダメージは少なく、そこに住む動物や植物もより平和に暮らせますよね。
現代で言う、エシカル性がこの話にはあるように思います。だからもし共感してくださる方がいれば、戒めとしてこの話を日頃から意識して生活したいですよね。

みなさんは何が怖いですか??

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です