自然治癒力を高めるには

自然治癒力とは？

古代ギリシャの医学者ヒポクラテスはこう言っています。
”自然治癒力こそが最良の医者である。”
この自然治癒力とは？

人間の体に備わっている病気や怪我を治癒する力のことです。
細胞や機能の働きによるもので、出血を止める血小板やがん細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞などが代表的です。

現代医学は基本的に対症療法でしかありません。
つまり症状を和らげる治療をしているだけで、その病気の根本を治しているわけではないんです。
例えば風邪は主にライノウイルスという菌による感染が原因ですが、その根本治療方法はいまだに確立されていません。 
風邪をひいたときに飲む風邪薬は根本を治すのではなく、熱や咳などの辛い症状を和らげるためのものです。 
風邪に限らずアレルギー、胃腸炎、神経変性疾患（パーキンソン病やアルツハイマー病）など医療だけでは根治できない病気は数多くありますが、その根本を治すのはこの、自然治癒力なんです。

普段から意識が必要

歳をとると免疫力が下がるため、自然治癒力も低くなります。
だから普段から自然治癒力を高める意識を持つことが大事なんです。
一説によると免疫力のピークは20代で、40代にもなればピーク時の半分ほどにまで減ってしまうとか。
だから高齢になると、ただの風邪でも重症化して肺炎になり最悪は亡くなってしまうことさえあるんですね。 

ではどうしたらいいか？
適切な食事や運動をして、良質な睡眠を取ることや、喫煙や飲酒などの健康に悪影響を与える習慣を除くこと。
これらの基本的な生活習慣づくりに加え、心のメンテナンスも重要です。
ストレスは溜めない・発散させるように管理しましょう。
社交（人とのつながり）も心の健康を促進してくれます。
友人とのおしゃべりなどは幸せホルモンの分泌量を増やしてくれます。

そしてなんと言っても大事なのは？
笑うことです。
ポジティブ感情は体内の免疫システム全体に良い影響を与えると考えられています。
たくさん笑って自然治癒力を高めて、病気になっても医者いらずの健康な人生にしましょう🌱