食品添加物が安全だと思っている人へ
食品添加物の安全確認性試験が十分と言い切れない理由
食品添加物は厚生労働省が【認可】しているからもちろん食べて大丈夫…ということになってはいますが、実際は安全性の確認が十分に行われている状況とは言えません。
まずは 添加物の安全性確認試験の知られざる事実をお伝えします。
添加物の安全性試験が十分と言い切れない理由です👇
①動物でしか試していない
食品添加物の安全性確認は人間で実験するのは危険なので、動物でしか試されていません。
【動物で試して問題がなければ人間が食べても大丈夫】だと推定しているだけ。
“人間にはリスクだけど動物ならいい”という考え方はまた別の問題ですね💦
このあたりは過去の過去の投稿【クルエルティフリー】をご覧ください。
②大病への影響しか想定していない
実験で確認されるのは中毒性や発がん性や臓器の異常など、不具合が顕著にわかる限定的な症状だけ。
日常の延長にあるような微妙な悪影響つまり、なんだか体調がすぐれない・頭が重い・お腹が痛い・下痢・ダルい…といった“じわじわしんどい不調”は調査していません。
実際にこういう症状が添加物の影響である可能性は十分にあるのにですね。
③ 1種類ごとしか試さない
現代のほとんどの加工食品には複数の添加物が使用されているにも関わらず、異なる添加物同士が混合されたときのリスクは実験されていません。
化学の実験と同じ容量ですが、単体では問題がなくても複数混合されることで毒性や悪影響が出てしまうことは十分にありえるのにです。
食品表示にも落とし穴がある
で【食品添加物は避けたい!!】と思い立ち、食品表示ラベルを細かくチェックし始めたとします。
ところがここでも注意です⚠️
というのも、食品表示ラベルには添加剤がすべて記載されているわけではないんです。
特定の品目は、原料に使われていても合法的にラベルに表示されません。
例えば以下の2種です👇
栄養強化剤類
ビタミン類・アミノ酸類・ミネラル類など。
一般的に安全性は高いと言われているようでけどね…いや本来ならすべて安全だと言い切れる状態にあるべきでしょってツッコミたくなります😅
加工助剤類
食品製造時に使われる添加剤です。
最終的な食品には残らないかまたは残っても微量なもの。
例えば塩酸や硫酸はタンパク質を分解する目的で使われるけど水酸化ナトリウムなどで中和されるため残らないので表示されません。
こういうタイプの添加剤は加工を補助するので、加工助剤と呼ばれます。
キャリーオーバーにも注意
それから、惣菜や冷凍食品などを作る時に使う調味料類はキャリーオーバーと呼ばれ、その原料まではいちいち表示されません。
添加剤入りケチャップで味付けされた冷凍ナポリタンでも、その表示には“ケチャップ”としか書かれません。
添加物は単体の原料として使われていない限り 表示しなくてもいいことになっているんです。
表示には添加物の記載がなくても調味料には添加物が入っている可能性は十分にあります。
現代を生きる食の心得
日本は世界一の添加物大国で認可済の添加物は約1500種!!
アメリカで約130種類 ヨーロッパで数十種類ですのでダントツに多いんですね。
避けては暮らせないけど、いかに能動的に食べないようにするか、どう摂取量を減らすかをいつも意識したいですね🌱
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